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ソフトバンクVS広島、日本シリーズで初顔合わせ? 深い因縁、しかも鷹キーマンは2人の広島OB

 現時点で両リーグで首位を走るソフトバンクと広島。日本シリーズで対戦すれば興味津々の初顔合わせとなる。12球団一の金満球団と育成に特化した球団の対決だが、さらに深い因縁がある。

 ソフトバンク・工藤公康監督(54)は現役の西武時代、左腕エースとして1986年に阿南準郎監督率いる広島と日本シリーズで対戦。4勝3敗1分で制し、工藤監督自身、投げては1勝1敗2セーブ、打っても第5戦の延長12回にサヨナラ打を放ち、シリーズMVPに輝いた。

 山本浩二監督が指揮を執った91年の広島との日本シリーズでも、4勝3敗で日本一の座に就き、自身も優秀選手賞を獲得している。

 因縁深い広島相手に、今度はソフトバンク監督として2年ぶりの日本一奪回を果たすのか。

 当時と立場が全く逆転するのが、ソフトバンクの達川光男ヘッドコーチ(62)。86年と91年に広島の正捕手として日本シリーズで西武と対戦したが、いずれも惜敗。特に86年は敢闘選手賞に選出されている。

 かつて2度にわたって煮え湯を飲まされた工藤監督の参謀役として、古巣カープと日本シリーズで対戦するとなれば、OBとしての情報網を重宝されるはずだ。

 ソフトバンクにはもう1人、最強の広島OBがいる。2005年の中日・岩瀬仁紀、07年の阪神・藤川球児の日本記録シーズン46セーブに並んでいる(4日現在)守護神デニス・サファテ投手(36)だ。

 「先発投手の降板が早過ぎる」と味方にゲキを飛ばした最強クローザーの、日本プロ野球界でのスタートは広島だ。11年に35セーブを挙げたが、12年は9セーブどまり。13年に西武に移籍し10セーブ。14年からソフトバンクに移ると37セーブと復活し、15年からは3年連続40セーブ以上を稼いでいる。

 新4番・鈴木誠也をけがで欠く新赤ヘル軍団は旗色が悪いが、33年ぶりの日本一達成を目指しチーム一丸になってお得意の総力戦に活路を求めるしかない。

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