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スカウト陣悩ます清宮「進路まだ決めてない」発言 12球団はライバルの“ただ乗り”恐れ静観…

 開催中の「U-18ワールドカップ(W杯)」(カナダ・オンタリオ州サンダーベイ)で高校日本代表の主将として出場している清宮幸太郎内野手(早実3年)は6日、進路について「大学に行くか、プロに行くかだと思うが、まだ決めていない」と述べ、まだどちらにするか悩んでいることを明らかにした。

 同日、当地での練習を終えたあと、地元カナダのラジオ番組から取材を受け、その中で進路について尋ねられた。プロ志望届を提出すれば、10月のドラフト会議でも主役になることは間違いないが、大学進学も有力な選択肢であるようだ。

 プロ球団のあるスカウトは「実は、大学とプロの育成環境の差をまとめたプレゼン資料を作成したことはある。清宮が考えるのは『どこが一番自分の力を伸ばせるか』という点のはずだから」と明かす。関係者を通じて清宮サイドに渡そうとも考えたが、最終的にお蔵入りとなったという。

 「もしもうまく説得できて、プロ志望届を出してもらえることになったとしても、結局は他球団とのくじ引きになる。わざわざ他球団をただ乗りさせることはないからね」と競合確実な状況が二の足を踏ませた。

 早実OBで圧倒的な影響力のある王貞治球団会長(77)のソフトバンクや、清宮の父親の克幸氏(50)=ラグビー・ヤマハ監督=と親交の深い星野仙一球団副会長(70)を擁する楽天にしても、事情は似たり寄ったりだ。

 清宮説得に“切り札”を持っている球団も多いが、他球団の“ただ乗り”を嫌がって切り札を切れない状況が続いている。

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