記事詳細

J監督解任ラッシュで“ほくそ笑む”サッカー協会 その背景にある不文律とは? (1/2ページ)

 サッカーJ1・G大阪は長谷川健太監督(51)が今季限りで退任すると発表。就任5年目の今季はリーグ戦7位だが、指導力と若手育成の手腕に定評があり、関係者は「長谷川監督にも将来がある。円満な契約満了」と思わせぶりだ。

 今季のJ1はシーズン中にも関わらず監督交代ラッシュ。強豪クラブの鹿島、広島、浦和が相次いで指揮官のクビをすげ替えている。

 日本サッカー協会にとっては、願ったりかなったり。「2020年東京五輪監督は日本人でいきたい」(日本協会・田嶋幸三会長)という事情があるからだ。

 長谷川監督は就任1年目の13年にJ2優勝を飾りJ1に昇格すると、翌年に史上2チーム目の3冠を達成。15年にも天皇杯を制するなど、「勝てる日本人監督」のひとり。

 それだけではない。8月31日のW杯アジア最終予選・豪州戦でゴールを決めブレークしたMF井手口を育成したのも、この長谷川監督だ。昨年のG大阪の春季キャンプでは、金髪だった井手口に対し「ちゃらちゃらしているやつは起用しない」とキッパリ。その後、井手口は金髪に染めるのはやめている。

 日本協会では代表監督を選出する際、Jクラブと契約中の現役監督とは交渉しない不文律がある。これは06年W杯の最中に、当時J1千葉を指揮していたオシム監督と日本協会が交渉し、当時の川淵三郎会長(現日本協会最高顧問)が「次の監督は、オシム…」とW杯の総括会見で思わず漏らし、大騒動になったからだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース