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【江尻良文の快説・怪説】鷹サファテ、MVPなら外国人投手で53年ぶり2人目 前人未踏の50S達成で聞こえる“当確”の声

 2年ぶりのリーグ優勝カウントダウンのソフトバンク。「今季のMVPはサファテ以外にいない。前人未到の日本新記録の50セーブだもの」。チーム内外で絶対守護神デニス・サファテ投手(36)を“当確”とみる声が圧倒的。選出されれば、史上2人目の外国人投手のMVPという大偉業になる。

 一時は柳田悠岐が2004年のダイエー(現ソフトバンク)・松中信彦以来13年ぶりの3冠王へばく進。MVPレースのトップを走っていたが、12日現在、リーグトップは打点だけで、本塁打3位、打率2位。

 本塁打はトップの日本ハム・レアードに2本差でまだまだ可能性があるが、打率は西武・秋山翔吾に1分6厘の大差をつけられている。3冠王は至難の業で2冠がいいところだろう。もう1人、4番・内川聖一の長期リタイアの穴を埋め本塁打王争いを演じているデスパイネもいるが、サファテの偉業には及ばないだろう。

 MVPはプロ野球担当歴5年以上の記者投票で3名連記になっている。1位5点、2位3点、3位1点で計算され、総得点の多い選手が選出される。順当に行けば、(1)サファテ(2)柳田(3)デスパイネとなるだろう。

 サファテが選出されれば、史上2人目の外国人投手MVP獲得という快挙になる。過去には1964年、南海(現ソフトバンク)のエースのジョー・スタンカが26勝7敗、防御率2・40の成績でパ・リーグMVPを獲得しているだけ。半世紀以上の53年ぶり2人目の大偉業で、球史に名を刻むことになる。

 「シーズン50セーブはもう2度と達成されない不滅の大記録になるだろう」と異口同音に球界OBたちが認める前人未到の大記録。そんな新伝説にMVPの栄誉が加われば、今季を象徴する大きな話題になるだろう。(江尻良文)

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