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田中、日本人最速150勝「ここまで来られてうれしい」

 ヤンキースの田中将大投手(28)は14日(日本時間15日)、本拠地でのオリオールズ戦に先発し、今季12勝目(11敗)を挙げるとともに、日本投手最速の日米通算150勝を挙げた。ソロ本塁打2本を許したが、7回を8安打2失点、8奪三振の好投だった。チームは13-5で勝った。

 音響設備の故障で場内アナウンスがない中、ヤンキース打線は1回に打者一巡の猛攻で6得点。余裕のあるマウンドとなった田中は、最速94マイル(151キロ)の速球にスライダー、スプリッターを織り交ぜて3回まで無失点に抑えた。

 悪い癖が出たのは4回。3番スコープに甘いスライダーを左越えにソロ本塁打を打たれた。さらに、6回には5番マンシーニに右翼にソロ本塁打を許したが、得点圏に走者が進んだ4、5、7回は追加点を許さなかった。粘りのピッチングで102球を投げた。

 田中は「打線の援護が非常に大きかった。今日はスライダーがベストピッチ。本塁打はロケーションミス。それを減らさないといけない。(150勝は)プロ野球選手になったときはすごく遠いと思ったが、ここまで来られてうれしい。(今季は)残り少ないので悔いのないピッチングをしたい」。

 278試合目での150勝到達は日本投手最速。これまでは松坂大輔投手(現ソフトバンク)の285試合が最速だった。田中は楽天時代に99勝(35敗)、メジャーで51勝(27敗)を挙げた。プロ野球記録は巨人などで活躍したスタルヒンの236試合で、田中の278試合は3位に相当する。

 ヤンキースはア・リーグ東地区2位で、首位のレッドソックスとの差は3。チームは地区優勝をあきらめていない。

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