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広島なぜ強い、37年ぶりセ界連覇へM1 緒方監督が大瀬良を叱った夜「いい人ではグラウンドでは勝てない」 (1/3ページ)

 広島は14日の横浜DeNA戦(マツダ)に逆転勝ちし、37年ぶりの“リーグ連覇”へマジックを「1」とした。15日は試合がなく、最短の決定は16日。この日、今季主催試合の観客動員が3年連続3度目の200万人超えを果たすなど、ファンの熱さは健在だ。それにしても、投手陣の柱だった黒田博樹氏が昨季限りで引退。昨季の4番でMVPを獲得した新井貴浩内野手(40)も今季はチーム134試合中、スタメンはわずか54試合で代打が増えているのに、無敵の強さを発揮できたのはなぜか。舞台裏を探る。

 昨季のリーグ優勝で“24年間優勝なし”の長いトンネルを抜け、今季も圧倒的な強さを発揮している広島。その要因のひとつは、緒方孝市監督(48)自身の成長にあるといわれている。球団関係者がこう解説する。

 「緒方さんは一見物静かなようで、ものすごく熱い。高校球児がそのまま大人になったような人ですよ。監督就任当初は、試合前の練習開始に円陣の真ん中で大声でゲキを飛ばすなど、監督というよりキャプテンという雰囲気。要するに古い体育会系体質どっぷりで、今どきの若い選手は実際のところ“どん引き”していました」

 頑固な一面もあり、就任1年目の2015年には、松田元オーナーが直接三顧の礼で招聘した新井宏昌打撃コーチと衝突。同年オフ、新井コーチが身を引く形で辞任した。

 実は、長らく優勝から遠ざかっていた広島にとって、最も戦力が充実していたといわれるのが、結果的に4位に沈んだこの15年だった。黒田氏と新井が同時に復帰し、エース前田健太(現米大リーグ・ドジャース)も健在だったが、チームは1点差試合など接戦に弱さを見せ、緒方監督は豊富な戦力を成績に結びつけることができなかった。

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