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阪神・鳥谷、まだ続いている2000安打の余波 飛ぶように売れる記念グッズに「リーグ優勝したときよりも忙しい」

 良くも悪くも、阪神・鳥谷敬内野手(36)は通算2000安打達成の“余波”が続いている。達成翌日の9日は延長12回にも関わらずスタメンフル出場したが、10日からはベンチスタートと先発出場を交互に繰り返している。

 10月のクライマックスシリーズ(CS)を見越して、ベテランに配慮しながらの起用。球団フロントは「若手の台頭も不可欠だが、今のチームは福留、糸井、そして鳥谷の頑張りが勝敗に直結する」と期待している。

 14日の巨人戦(甲子園)は「6番・三塁」で先発出場。4回1死一塁で、菅野から右翼線へ二塁打を放ちチャンスメーク。9回と11回には好機で三振に倒れ、心なしか疲労もうかがえた。

 生え抜きの虎戦士としては藤田平氏(69)以来2人目の金字塔を打ち立てた鳥谷のフィーバーぶりは、球団の予想をはるかに上回った。

 2000安打達成当日には、準備していた記念Tシャツ5000枚が即完売。記念ロゴに日付が入った缶バッジも6200個が飛ぶように売れ、球場前の売り場には深夜1時前まで列ができた。

 球団の営業担当者は当初、今週末の達成を想定しており、本拠地での残り試合数を計算して商品発注をかけていたが、前倒しでうれしい悲鳴。「リーグ優勝した2005年のときよりも忙しいですよ」

 この日、チームは引き分けで、巨人戦は今季8勝12敗2分けとなり、2012年以来6年連続負け越しが決まったが、シーズン終盤に向けてベテランの活躍は欠かせない。(山戸英州)

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