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【福島良一 メジャーの旅】ジャイアンツの“凄くて奇妙な”26連勝記録 試合はすべて本拠地、ダブルヘッダー9回… (1/2ページ)

 ア・リーグ中地区連覇へ歴史的な快進撃を続けるインディアンス。リーグ新記録の21連勝、さらに引き分けなしのメジャー新記録となる22連勝をマーク。あとはジャイアンツの偉大なる26連勝だけだ。

 20世紀初頭、ニューヨークに本拠地を置いていたジャイアンツは圧倒的な強さを誇った。名将ジョン・マグロー監督率いる強豪の牙城を、ヤンキースも当時ブルックリンにいたドジャースも崩せず。名門球団の名をほしいままにした。

 ただし、1916年は奇妙なシーズンだった。開幕から2勝13敗と出遅れるも、5月にすべてロードで怒涛の17連勝。だが夏場になると失速し、首位フィリーズに最大15・5ゲーム差も離されて4位。勝率5割を切り、借金生活に入った。

 しかし、9月7日のロビンス戦に4-1で勝つと再び連勝がスタート。同18日、パイレーツとのダブルヘッダー第2試合は、8回日没コールドで1-1の引き分けとなったが12連勝は途切れず。その後も連勝が続き、5月の17連勝を上回った。

 1904年の球団記録である18連勝も抜き、06年ホワイトソックスの19連勝という当時の大リーグ記録も更新。さらに1880年ホワイトストッキングスの21連勝という伝説の記録も破った。ニューヨークは興奮の極みに達した。

 同30日、ブレーブスとのダブルヘッダー第1試合も4-0で勝ち26連勝をマーク。だが、第2試合で7回2-2の同点から大量5点を失い、記録更新の望みが消えたも同然。最終的に8-3で敗れ、ついに連勝記録に終止符が打たれた。

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