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【小田幸平 ODAの第2捕手目線】広島Vの原動力は…仁義なき定位置争い ワンチャンスものにした安部の姿は心地いい (1/2ページ)

 広島が昨季に続いてセ・リーグを制することができた一番の理由は何でしょうか? それは選手層が厚かったからだと思います。

 たとえば、最下位に沈んでいるヤクルトは、畠山和洋内野手、雄平外野手、川端慎吾内野手らが故障で戦列を離れたとき、チーム全体が“彼ら待ち”になってしまうのが弱いところです。

 若手に一気に定位置の座を奪おうという雰囲気がなく、レギュラーにもちょっと休んだらその座を脅かされるという危機感がうかがえません。

 その点カープは、今季ブレークして三塁のレギュラーに定着し、打率・309をマークしている(19日現在、以下同)安部友裕内野手でも、ちょっと打てなかったら22歳の西川龍馬内野手が伸びてきていて、全くオチオチしていられません。

 それどころか、8月に右足首を骨折するまで4番に座り、打率3割、26本塁打、90打点で“チームの顔”だった鈴木誠也外野手でさえ、代わりに4番に入った松山竜平外野手が打ちまくっているため、復帰しても元のポジションが保証の限りでない感じになっています。松山はスタメン4番の17試合に限ると打率・435、4本塁打、20打点の大活躍ですから。

 パ・リーグで独走のまま2年ぶりの優勝を果たしたソフトバンクにも同じことがいえます。育成選手出身の甲斐拓也捕手が台頭し、高谷裕亮捕手らとポジション争いを演じています。

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