記事詳細

早実・清宮、プロ志望届提出決めた 最多9球団競合も…争奪へ激しい駆け引き (1/3ページ)

 悩みに悩んだ末の結論は、夢を追いかけることだった。高校通算111本塁打で今秋のドラフト会議最注目候補の早実・清宮幸太郎内野手(3年)が22日、プロ志望届を提出することを明らかにした。既定路線とみられていた早大進学との間で揺れていたが、U-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯=カナダ)でプロ行きの夢は大きく膨らみ、父、克幸氏(50)=ラグビートップリーグ・ヤマハ監督=らとの家族会議や学校関係者との話し合いを経て決断したようだ。プロ側にすれば待ちに待った決断。いったい何球団が1位指名することになるのだろうか。(片岡将)

 カナダでのU-18W杯から12日に帰国した清宮は「進学かプロかで迷っています。どうしても大学の方が触れる情報が多くて親しみはある」と話していた。W杯でチームメートだった秀岳館・田浦文丸投手(3年)が19日にプロ志望届を提出。大会中に同部屋だった履正社・安田尚憲内野手(3年)や広陵・中村奨成捕手(3年)もプロ入りへ決意を固めており、大いに刺激を受けたとみられる。

 早大ラグビー部で監督も務めた父の克幸氏をはじめ、周囲は早大関係者一色。小学校にあたる早実初等部から早大進学が当たり前の環境で育ってきたエリートだが、プロの世界に飛び込み自らを鍛える決断を下したことに、克幸氏も自らの立場やしがらみを排して長男の背中を押したということになる。

 一時は大学進学が濃厚とみられていたが、清宮がプロ入りを決断した場合に備えてプロ12球団は10月26日のドラフトへ向けて他球団の動向を探りながらシミュレーションを行ってきた。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース