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清宮「12球団OK」 大リーグ挑戦も念頭、早期のプロ入り決断

 高校野球で史上最多の通算111本塁打を放った早実(東京)の清宮幸太郎内野手(3年)が22日、都内の早実で会見し、「大きな夢に挑戦することを決めた。成長させていただける球団へ行きたい。いずれは868本塁打を打ちたい」と述べてプロ志望届を提出することを明らかにした。早大進学も有力な選択肢だったが、将来的な大リーグ挑戦も念頭に、早期にプロ入りを選択した。10月26日に開かれるプロ野球のドラフト会議では複数球団のドラフト1位指名が有力視され、過去最多の8球団以上の競合の可能性もある。

 会見は2006年に斎藤佑樹(現日本ハム)が大学進学を表明したのと同じ、国分寺市にある早実の小室哲哉記念ホール。100人以上の報道陣で埋め尽くされた。

 藁谷友紀校長、國定貴之・野球部長、和泉実監督が同席。清宮はプロ志望を明言すると「目の前の目標を一つ一つクリアしていきたい。球界を沸かせる存在になりたい」と話した。

 父にラグビーの元スター選手でトップリーグ・ヤマハ発動機監督の清宮克幸氏を持ち、早大進学が既定路線だった。しかし、今月上旬のU-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯、カナダ)で世界の強豪と対戦し、チームメートだった秀岳館・田浦文丸投手(3年)、履正社・安田尚憲内野手(3年)、広陵・中村奨成捕手(3年)らのプロ入り意向にも刺激を受けた。

 帰国時は「進学かプロかで迷っている。大学の方が情報が多く親しみはある」と話していたが、家族や関係者と相談した上でプロ入りの希望を貫いた。

 全12球団から高い評価を受けている。獲得を希望する球団が提出する調査書を、全12球団から受け取る可能がある。ドラフト会議では1位指名競合が確実。過去最多は、1989年の野茂英雄(新日鉄堺→近鉄)と90年の小池秀郎(亜大、ロッテ入団拒否)の8球団。

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