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阪神、3位転落なら9億円消滅の危機 フロント切実、坂井オーナーの表情は日に日に険しく…

 尻に火がついた。セ・リーグ2位の阪神は24、25日の対横浜DeNA2連戦(甲子園)で2試合連続、本拠地甲子園に限ると20日の巨人戦を含め3試合連続で零封負けを喫した。26日現在、3位DeNAに3・5ゲーム差に迫られた。

 甲子園では最近7試合で5敗2分け。金本知憲監督(49)は「振りが鈍いところもあるし淡泊というか気持ちが伝わってないところもある。本当にファンの方に申し訳ない」と表情がさえなかった。

 もっとも、泣きたいのは球団フロントも同じ。シーズンを2位で終えれば、10月14日開幕のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの主催権を獲得できる。入場料や飲食などの売り上げで1試合あたり約3億円の収入が見込め、第3戦までもつれ込めば9億円。3位に転落して主催権を失えば、目の前のカネはパーになる。

 阪神の今季主催試合の観客動員は26日現在、297万2636人(70試合=平均4万2446人)で12球団トップ。シーズントータルでも目標の300万人突破と、2011年以来6年ぶりにトップの座を宿敵巨人から取り返すことが確実になっている。CSも甲子園が舞台となれば満員大盛況間違いなしだけに、フロントは「打線には奮起してもらい、どうにかして2位に踏みとどまってほしい」と祈るような表情だ。

 頻繁に球場に足を運んでいる坂井オーナーの表情も、日に日に険しくなっている。

 おりしも掛布2軍監督の今季限りでの退任が発表されたのに続き、今岡2軍打撃兼野手総合コーチのロッテ入りの観測が報じられるなど雑音が多い。暗雲立ちこめる現状を打破できるか。(山戸英州)

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