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このご時世に…日中韓北で国際大会 繰り返される後味の悪い場面 東アジアE-1選手権

 12月に日本で開催されるサッカー東アジアE-1選手権(旧東アジア杯、フジテレビ系中継)の概要発表会見が25日、都内で開かれた。2年に1度行われ、日本、韓国、中国に加え、核実験やミサイル問題で緊張関係にある北朝鮮の男女代表チームが予定通り参加する。

 本番までに北朝鮮情勢がどうなっているか予想がつかないが、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「この4カ国で大会を必ず行います」と断言。海外組は参加しない見込みで、国内組にとっては来年のW杯ロシア大会に向けて最終選考の舞台となる。

 アジアの隣国同士のライバル心が独特な盛り上がりを生み、政治的な色彩を帯びて遺恨を残したこともある。2013年大会では、韓国サポーターが『歴史を忘れた民族に未来はない』という横断幕を掲げたり、伊藤博文元首相を暗殺した安重根、豊臣秀吉の朝鮮出兵で日本軍と戦った李舜臣の肖像画を描いた幕を観客席に広げて問題になった。

 政治的なメッセージを掲出するのは禁止されているが、感情的になって後味の悪い場面が繰り返されている。今大会は、非常に危険な臭いがする。

 日本男子は東京・味の素スタジアムで、12月9日に北朝鮮、12日に中国、16日に韓国と対戦。女子は千葉・フクダ電子アリーナで8日に韓国、11日に中国、15日に北朝鮮と対戦する。

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