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巨人の“下克上” 数々のデータみると絵空事ではないかも (1/2ページ)

 セ・リーグCS(クライマックスシリーズ)出場をかけ、必死にDeNAと3位争いをしている読売巨人軍。その姿には、日本一が当たり前だった「球界の盟主」の面影はない。しかし、「CSに出場すれば下克上は間違いない」と主張する熱血G党は少なくない。「短期決戦に強い」(ヨネスケ氏)、「交流戦でソフトバンクに勝ち越しているのは巨人だけ」(毒蝮三太夫氏)などの意見も出ているが、とはいえ、一笑に付せないのにはわけがある。数々のデータを見ると「あながち絵空事ではないかも」--と思わせるものが集まるのだ。

 8月以降の成績は、広島、阪神に遜色ない(広島24勝15敗2分、阪神22勝16敗3分、巨人23勝16敗2分)。

 それを牽引するのが投手力である。対広島では菅野智之は2勝1敗で防御率1.98、田口麗斗は4勝1敗で防御率2.09だ。これには広島OBの安仁屋宗八氏も警戒する。

 「CSの相手は巨人が一番怖い。ゲームを作れる先発が4枚、5枚といる。短期決戦は先発が何より大事。広島の先発陣も悪くはないが、今の巨人はそれ以上だろう。広島は今季巨人戦で3割1分を記録していた主軸の鈴木誠也が離脱したのが痛い」

 ただし、辛口評論で知られる江本孟紀氏はこう釘を刺す。

 「巨人の中継ぎ・抑えはボロボロです。点を取れずに接戦のまま試合後半にもつれ込むと厳しい」

 ■CSだけ活躍する阿部と村田

 その通り、今季の巨人は打力が低い。打率3割台はマギーのみで、20本塁打以上は誰もいない。

 しかし『プロ野球なんでもランキング』の著書があるジャーナリスト・広尾晃氏はCSに限っては問題ないと分析する。

NEWSポストセブン
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