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巨人の“下克上” 数々のデータみると絵空事ではないかも (2/2ページ)

 「対阪神ではマギー、阿部慎之助、陽岱鋼が3割超え、坂本勇人、長野久義も3割近く打っている。広島戦ではマギーに加え村田も3割超え。坂本、陽も相性がいい。

 注目すべきは阿部、村田修一のCSでの好成績です。阿部は一塁での出場となった2014年以降、45打数18安打5打点、打率4割。11試合でマルチヒット7試合という大当たりです。村田も66打数20安打で3割をマーク、ホームランを3本打っている。この2人の活躍の可能性は高い」

 「雰囲気の変化」に注目するのは、巨人OB・前DeNA監督の中畑清氏だ。

 「一時はベンチ内での由伸監督の表情が暗くて心配しましたが、やっと“由伸ジャイアンツ”のカラー、采配が見えてきた。延長12回で引き分けた9月12日の阪神戦で、3番・坂本、4番・阿部に出したバントのサインが象徴的です。12回表にバントを決めてベンチに戻る阿部が満面の笑みを浮かべていた。ベンチと選手が意思疎通できていて、勝つために何をすべきか分かっている証拠です」

 阪神監督として2007~2008年にCSを戦った岡田彰布氏が指摘するのは「勢いの差」だ。

 「9月18日に優勝を決めた広島は消化試合が多すぎてCSにピークを持っていくのが難しく、ゲーム勘も鈍る。最後までDeNAとAクラス争いが続く巨人は緊張感を保ちやすい。この点は有利やね」

 ちなみに今季の巨人は広島戦、阪神戦ともにホームよりビジターのほうが勝率が高い。敵地で戦うことになるCSは好都合かもしれない。

 ※週刊ポスト2017年10月6日号

NEWSポストセブン
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