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DeNA・山崎康の乱調モード、痛すぎる阪神との引き分け 試合前にラミレス監督「初戦が最重要」強調も…

 「確かに最悪ではないが、われわれにとって引き分けはメリットのあるものではない」

 厳しい表情で横浜DeNAのアレックス・ラミレス監督(42)が振り返ったように、27日に2位阪神との直接対決で引き分けたことはほとんど“負け”に等しい。

 何よりも痛いのは、9回に1点リードを守りきれなかった守護神・山崎康晃投手(24)の突然の乱調だ。

 4-3の9回に試合を締めくくるべくマウンドに上がったが、先頭の代打・高山に打ち取った当たりの内野安打で出塁を許すと、送りバントと四球で1死一、二塁とされ、糸井に痛恨の右前同点打を浴びた。

 「結果が全てなので。先頭をああいう形で出してしまって、結果としてうまく転ばなかったということ。明日に向けてやっていくしかない」と必死に前を向いた右腕に、指揮官は「去年の阪神戦に比べれば、はるかに良くなっている。心配はしていない」と信頼感を強調した。

 確かに、昨季トータルの防御率が3・59だった山崎康は、阪神戦に限ると同9・00と際立って相性が悪かった。一方で今季は試合前の時点で同0・90と抑え込んでいた。

 ラミレス監督は試合前に「この3連戦が最も大切で、中でもカード初戦の今日の試合が最重要だと考えている」と強調。普段ならチームの試合前の打撃練習開始とともにグラウンドに現れるが、阪神の分析に時間を掛けたため、1時間以上も遅れて姿をみせた。それほどまでに最後の直接対決に懸けていただけにショックの大きさは計り知れない。

 守護神はこのまま昨季の姿に戻ってしまうのか。指揮官の決断に残された時間はあまりに短い。(片岡将)

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