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DeNA・ラミレス監督、首の皮繋がった! 一か八かの筒香4番が大当たり

 のるかそるかの賭けだった。セ・リーグ3位の横浜DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)は、4位巨人にゲーム差なしに肉薄されて迎えた29日の阪神戦(横浜)で、筒香嘉智外野手(25)を約3カ月ぶりに4番に据えた。主砲は期待に応えて6回に26号2ランを放ちチームも快勝。2年連続クライマックスシリーズ(CS)進出圏内を死守した。

 筒香は今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第4回大会で侍ジャパンの4番を張ったが、その心労がたたってか、公式戦開幕から不振。指揮官は6月28日の広島戦(横浜)を最後に筒香をチームの4番から外し、2日後の同30日の巨人戦(宇都宮)から打撃好調のロペスに任せていた。

 それから約3カ月。筒香の今季成績は打率・284、26本塁打、92打点(29日現在)。昨季・322、44本塁打、111打点で本塁打・打点の2冠王に輝いたのに比べると物足りない。

 それでも公式戦が残りわずか5試合となった時点で、4番に戻したのはなぜか。ラミレス監督は「ずっと考えていたことで、きょうが一番良いタイミングだった。筒香は最近当たりが出ていないが、4番に期待されているものを十分理解している選手だけに、4番に戻ることでまた打ち始めてくれると思う」と説明したが、チーム内からは「事ここに至って、何をジタバタしているのか。来季の去就も決まらないからイライラしているのではないか」といぶかる声も挙がった。

 実際、南場智子オーナーは以前からラミレス監督の来季について「結果が出てから決めます」としており、観戦に訪れたこの日も「方針は変わっておりません」。

 同日現在、残り4試合で3勝1敗以上なら、残り3試合の巨人の結果に関わらず3位を死守することができる。土壇場で“ラミちゃん監督”の勝負度胸も試される。(宮脇広久)

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