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由伸巨人、采配裏目で屈辱CS“皆勤”ストップ 指揮官「現実を受け止めて前に進んでいきたい」

 最後は1点差まで迫ったが、その1点が遠かった。9月30、10月1日と阪神に2連敗し、巨人のCSへの道は閉ざされた。本拠地最終戦セレモニーで、高橋監督は「現実を受け止めて前に進んでいきたい」とファンに語った。

 この日、4回までに3失点していた先発の田口に代打を送り、5回には前日に4球で危険球退場となった新人の畠を送った。しかし、上本、糸井に2者連続本塁打を浴び、反撃ムードは一気にしぼんだ。采配が裏目に出てきた今季を象徴するような負けっぷりだった。

 阿部らベテランを出ずっぱりにしてまでCSを目指した。その分若い力をほとんど試せずに1年が終わる。「(主力野手の)年齢が上がってきているのは現実」(村田ヘッドコーチ)という課題に向き合わなければ、若手が台頭する広島や阪神との差は広がる一方だ。

 2006年以来となるBクラスも、高橋監督の続投は既定路線。だが、来季はどう立て直すかの道筋は見えてこない。07年から導入されたCSに12球団で唯一“皆勤”してきた巨人にとって苦しく長いシーズンオフが始まる。(浜田慎太郎)

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