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清宮面談、他球団が恐れる日本ハムの不気味な別行動 大谷口説き落とした“裏技”とは… (3/3ページ)

 それにもめげず、翌12年のドラフトでは、高校卒業即メジャー挑戦を公言していた大谷を、2日前に予告した上でドラフト会議で1位指名。その後、大渕部長(当時スカウトディレクター)は韓国などで高卒即米国に渡った選手を徹底的にリサーチ。国内プロ球団を経た方が成功の確率が高いことを資料にまとめ、さらに投打“二刀流”プランを提案して翻意に成功した。現在も二刀流を継続するどころか、そのままメジャーに挑戦する可能性すら切り開いた。

 他球団が警戒するのはこんな、しがらみをも乗り越えていく予測不能の行動力と突破力だ。

 「ここ数年は目立った動きがなかったが、清宮という突出した存在がいる今年は日本ハムさんも動きがいがあるんじゃないかな」。冒頭のスカウトは苦笑交じりに分析。「動くとしたら6日かもしれない」と指摘した。

 2日現在、日本ハムは残り4試合。5日に西武戦(メットライフドーム)を終えれば、今季最終戦の9日・楽天戦(Koboパーク宮城)まで3日間試合がない(予定)。平日の6日に克幸氏と親交の深い栗山英樹監督(55)を面談に投入、直接育成方針を語ってもらう-というシナリオもありうるとみているのだ。

 このまま広島を除く11球団が清宮を1位指名し、当選率わずか9%の抽選となるか。もっと絞られるのか。その場合“チキンレース”から次に降りるのはどの球団なのか。いずれにせよ、清宮を指名する球団は、ドラフト当日まで日本ハムの動きに神経をとがらせることになりそうだ。

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