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【松本秀夫 プロ野球実況中継】連日“清宮詣で”報道のなか…1990年「小池ドラフト」陰の逸材とは? 未完の大器が頭角を現すのも醍醐味 (1/2ページ)

 運命のドラフト会議を今月26日に控え、連日各球団の“清宮詣で”が報じられています。いやぁ人生1度でいいから、これくらい引く手あまたでちやほやされてみたいものですねぇ。

 あの手この手、さまざまな殺し文句で口説き(?)にかかる。でも最終的に交渉権を獲得できるのは1球団だけ。なんだか昔懐かしいテレビ番組「ラブアタック」を思い出します(笑)。

 注目はやはり重複指名が何球団になるかですが、過去を振り返って印象に残っているのは1990年、8球団の1位指名が重複した小池秀郎投手(亜大)。私は当日、亜大の教室で取材していたので、ロッテが交渉権を獲得したときに見せた彼の凍りついた表情は鮮明に覚えています。

 ただこのドラフトを思い出すとき、私の中ではもう1人の主役の顔が浮かび上がります。実は当時、小池選手にスポットを当てたドキュメンタリー番組を自分で作っていたので、本人だけでなくいろいろな人にインタビューをしました。そのひとりが亜大の同級生で現ヤクルト2軍監督の高津臣吾でした。

 彼もまたこのドラフトでヤクルトから3位指名されました。ストッパーとして優勝にも貢献、さらには日米韓台の4カ国でプレーするという偉業までやってのけましたから、小池投手もある程度活躍したとはいえ、最終成績は圧倒的に高津臣吾の勝ち。

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