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リオ五輪金の田知本遥が引退 気力の限界、学業に専念

 リオデジャネイロ五輪柔道女子70キロ級金メダルの田知本遥(27)=ALSOK=が4日、現役引退を明らかにした。全日本柔道連盟(全柔連)が発表し、同日に強化指定辞退届を提出した。10日に東京都内で記者会見を開く予定。気力の限界が主な理由だという。

 田知本はALSOKを通じ「柔道家としてこの道で、次に求める気持ちが湧いてこなかったことが理由の一つ」などとコメント。今後は同社に所属しながら、今春に進学した筑波大大学院での学業に専念する意向を示し「現在は新たなことを知りたい、学びたいというのが私のモチベーション」と述べた。

 富山県出身の田知本は2012年ロンドン五輪7位。力強い大外刈りを生かして全日本選抜体重別選手権を3度制するなど日本女子中量級を長く引っ張り、リオ五輪では女子日本代表でただ一人、頂点に立った。

 リオ五輪後の実戦は6月の全日本実業団体対抗大会にとどまり、個人戦には出場していなかった。11月の講道館杯全日本体重別選手権での復帰が注目されたが、エントリー締め切りの4日に進退の決断を下した。

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