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阪神・新井良太が引退 誇りでもあり重圧でもあった“新井の弟”

 阪神の新井良太内野手(34)が今季限りで現役を引退することが10日、分かった。11日にも会見する予定。レギュラーシーズン最終戦となる10日の中日戦(甲子園)が現役最後の試合となる。

 「新井の弟」という代名詞が常について回り、誇らしくもあり、重圧でもある野球人生だった。

 兄の貴浩(40、現広島)の影響で野球を始め、広陵高から駒大を経て、2005年大学・社会人ドラフト4巡目で中日に入団。10年オフにトレードで阪神に移籍し、兄と同僚になった。12年7月のDeNA戦では、セ・リーグ史上初の1試合兄弟アベック本塁打を放ち、終盤は4番に定着した。

 13年には自己最多の14本塁打、51打点を記録。バットを高々と放り投げるパフォーマンスが人気だった。一発長打が魅力で、ベンチではムードメーカーとしても活躍した。

 しかし、14年夏に腰痛を発症。昨季は46試合出場で打率・154、3本塁打に終わった。今季は開幕1軍だったが、16試合出場で14打数1安打。12年間のプロ生活にけじめをつけることを決めた。9日現在の通算成績は629試合、打率・238、40本塁打、151打点。

 一方、CSを控えた広島の大黒柱でもある兄の貴浩はへんとう炎で離脱していたが、9日にマツダスタジアムの室内練習場で練習を再開。弟の分まで暴れる覚悟だ。

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