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国内FA目玉の西武・牧田、巨人入りなら“冷遇”懸念の声 メジャーならポスティングしかないが

 8月に国内FA権を取得した西武のサブマリン、牧田和久投手(32)がオフの目玉に躍り出ている。

 楽天とのパ・リーグCSファーストステージ第3戦(16日)で6回に登板。味方の失策で一死三塁のピンチを背負ったが無失点で切り抜けた。

 試合後には「WBCを2回(2013、17年)経験させてもらって、自分なりに手応えのある結果を残せた。向こう(米国)のなかなか味わえない雰囲気の中でやらせてもらった。日本とはまた違った野球もある」とメジャーリーグへの憧れを改めて口にした。

 しかし牧田の海外FA権取得は早くても再来年。メジャーに移籍するにはポスティングシステムを利用するしかない。

 球団に要望する可能性について「出てくると思う。向こうでやってみたい気持ちを伝えるつもり」と言い切った。

 一方、巨人が3日に最終戦を終えると、各スポーツ紙は一斉に「巨人が牧田を調査」と報じた。実際、巨人の編成担当は今季終盤に西武の試合を徹底マークしており、チーム内では「牧田はブランド志向が強いし、巨人とウチとでは条件面が違いすぎる」と巨人入りを有力視する声が挙がっている。

 編成担当者は「片岡の例(活躍できず4年で引退)を見てもわかるように、ウチから巨人に行った選手はみんな寂しい終わり方をしている。牧田もそういうのを見てわかっていると思うけど…」と気をもんでいる。

 西武の球団幹部は「いろんなことを含めて考えてやらないといけない」と“巨人に取られるくらいなら、ポスティングにかけた方がマシ”と考えている節もある。メジャーが獲得に乗り出せば、巨人の条件がさらにハネ上がるのは必至。夢を取るか、現実を取るか。動向が注目される。(塚沢健太郎)

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