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清宮中心の今秋ドラフト、“漁夫の利”得る球団は… リスク避け“一本釣り”もアリか

 26日のドラフト会議に向け、各球団の駆け引きが激しさを増している。

 今年のドラフトは高校通算111本塁打の早実高・清宮幸太郎内野手(3年)を中心に展開することは確実で、史上最多の9球団による競合の可能性まで取り沙汰され、すでに阪神とヤクルトが1位指名の方針を明らかにしている。

 14日には広島が、今夏の甲子園で6本塁打の大会新記録を樹立した広陵高・中村奨成捕手(3年)を1位指名すると明言した。

 これで3球団の1位指名が明らかになったが、あるパ・リーグのスカウトは「即戦力投手が必要とみられていた阪神とヤクルトが清宮の入札を宣言したことで状況がかなり整理できる」と分析。

 今ドラフトで清宮と中村の他に1位指名候補とされるのは、履正社高・安田尚憲内野手(3年)、立命館大・東克樹投手(4年)、日立製作所・鈴木康平投手(23)、ヤマハ・鈴木博志投手(20)、JR東日本・田嶋大樹投手(21)の5人。競合した上で清宮か中村を引き当てれば大成功だが、リスクを避け、この5人のうちの誰かを一本釣りすることができれば、それもまたドラフトにおける“勝利”といえる。

 前出のスカウトは「ソフトバンクと日本ハムはほぼ確実に清宮に行く。ロッテとDeNA、巨人も可能性が高い。正捕手がほしい中日と、嶋の後継が必要な楽天は中村ではないか」と予測。一方オリックスと西武は、近年のドラフトで巧みに競合を避け一本釣りに成功した実績がある。全体的に不作とされる今年のドラフトで、勝者になれる球団は少ない。(片岡将)

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