記事詳細

【プロキャディーXのつぶやき】勝利の女神を引き寄せた池田の「ひと振り」 ドライバーを手にした瞬間、鳥肌立った (1/2ページ)

 日本オープン選手権の表彰式は通常のトーナメントとは異なる。最初にアマチュア最高上位者が発表され、続いてプロを含めての総合成績として優勝者が発表される。

 今年のローマアマチュアに輝いたのは東北福祉大ゴルフ部1年生の金谷拓実(19)だった。最終日最終組で首位を走る池田勇太とは5打差の2位タイ発進。3度も1打差まで詰め寄ったが、ついに並ぶことができず、90年ぶりのアマチュア大会制覇を逃した。

 3番ホールで池田がドライバーでOBを打ち、金谷がバーディー奪取して一気に2打差となり、試合は大きく動き出した。9番ホールで池田がボギーを叩き、1打差でサンデーバックナインへ突入した。

 333ヤードから297ヤードに設定変更された11番パー4を迎え、オナーの金谷はアイアンでレイアップしたのに対し、池田はドライバーでグリーンオンを見事成功させた。

 最近は試合を盛り上げるため、パー4の距離を短く設定し「ワンオン」を可能にするホールをつくる大会が増えている。プロ野球に例えるなら、送りバントのオンパレードによる得点シーンより、投手と打者の一騎打ちでドでかいホームラン、あるいは豪快な三振を観る方が観客は喜ぶ、面白がるに決まっている!

 池田は迷わずドライバーを手にした。その瞬間、俺は鳥肌が立った。ショットの成否に関わらず、勝利の女神を振り向かせる「ひと振り」になると感じたからだ。イーグルは逃したが、楽々バーディー。一方の金谷は2打目をワンピン圏内に着けたものの、バーディーパットが決まらず、その差は2打に広がった。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう