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【江尻良文の快説・怪説】広島、DeNA監督に10・26ドラフト「当日移動」危機 台風接近で最終打ち合わせ不可能の恐れも

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦(20日=マツダスタジアム)は、横浜DeNAが広島に勝ち2勝2敗の五分としたが、台風21号が影を落としている。

 21日の第4戦は雨天のため中止となり、日曜の22日の第5戦も午後1時半開始予定のデーゲームだが、こちらも台風の影響による雨予報。さらにナイターの23日の第6戦も開催が危ぶまれている。

 「甲子園でのファーストステージは予備日が1日しかなかったから、大雨の中で試合を強行したが、ファイナルステージは予備日が2日間(24、25日)あるから大丈夫だ」と関係者は楽観視していたが、にわかに風雲急を告げてきた。

 ファイナルステージそのものは、なんとか完了させることができたとしても、26日に都内のホテルで行われるドラフト会議に影響が出る恐れがあるからだ。

 「ウチのチームにとって今年のドラフトは重要だ」と言うのは、CSに同行しているDeNAの高田繁ゼネラルマネジャー(GM)。

 万年Bクラスだったチームが、2年連続Aクラスの3位。CSでも昨年に続いてファイナルステージに進出している。さらなる戦力アップのために、今年のドラフトが重要になるのは当然だ。

 DeNAに限らず、各球団はドラフト前日に監督、フロント首脳、スカウトがドラフト会場に集まり入念な最終打ち合わせを行う。ところが今年は、台風の影響をモロに受けると、ドラフト前日までCSファイナルステージがもつれ込む可能性がある。

 高田GMは前日に緊急帰京したとしても、ラミレス監督はそうはいかない。一方、「FA選手は獲らず、引き留めない。自前で育成する」という大方針を貫く広島の緒方孝市監督も当日移動でドラフト会議に臨むことになる。雨に呪われたセ・リーグCSは、最後に勝ち残った両チームの将来に影響を与えかねない。(江尻良文)

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