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中村、“コイ”実り幸せ 強肩強打の捕手で勝負

 ■プロ野球ドラフト会議(26日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール)

 まさに相思相愛。地元広島が交渉権を獲得すると、緊張した顔がわずかにほころんだ。中日との2球団が競合した広陵高の中村。超高校級と評される“打てる捕手”は「地元のチームに選んでいただいて光栄。いまはすごい、幸せな気持ちでいっぱい」と喜んだ。

 今夏の甲子園で1大会通算6本のアーチをかけ、清原和博(PL学園)の記録を更新した右のスラッガー。巨人の坂本勇に似た打撃フォームで、右方向への長打も打てる。球界全体を見渡しても打力に秀でた捕手は少なく、貴重な存在になり得る。

 その打棒を生かすため、コンバート案もささやかれた。だが、本人は「プロに入っても、なんとしてでもキャッチャーで」ときっぱり。守備に自信を持っており、強肩はプロのスカウトも認めるところ。慣れ親しんだポジションで勝負する。

 7球団競合の清宮には「次は負けない」とライバル心を隠さない。広島では石原、会沢ら捕手の層が厚いが、中村は「まずは新人王を取りたい。やるからには1年目から」と宣言。プロの世界で“いの一番”に活躍し、“中村世代”を牽引(けんいん)する。(産経新聞、坂井朝彦)

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