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【江尻良文の快説・怪説】日本S視聴率低調に嘆き節「広島が出場した方がよかった」 第7戦・日テレ系はDeNAの奮起祈るばかり

 今年の日本シリーズ第1、第2戦のテレビ視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)は低調だった。

 TBSテレビ系が中継しソフトバンクが10対1で大勝した第1戦は、ワンサイドとなった影響もあってか、1ケタの9・8%。4対3の接戦をソフトバンクが制し連勝した第2戦は、フジテレビ系が中継。2ケタに届いたとはいえ11・2%にとどまった。

 ソフトバンクは日本シリーズの常連だが、レギュラーシーズン3位から下克上を狙うDeNAは19年ぶりでフレッシュさがあるように思えたが、視聴者の反応は鈍い。「これなら、独走でリーグ連覇を果たした広島が33年ぶりの日本一に挑む展開の方がよかった」との声が挙がっている。

 ちなみに、25年ぶりのリーグ優勝で赤ヘル旋風を巻き起こした広島と、4年ぶりのリーグ優勝の日本ハムの対戦となった昨年は、マツダスタジアムで行われた第1、第2戦に広島が連勝。TBSテレビ系が中継した第1戦が18・5%。フジテレビ系の第2戦は13・8%をマークした。

 札幌ドームで日本ハムが3連勝した第3戦から第5戦も、第3戦=テレビ朝日系17・5%、第4戦=TBSテレビ系15・3%、第5戦=テレビ朝日系17・4%と上々だった。

 マツダスタジアムに戻り、日本ハムが10年ぶりの日本一を達成した第6戦は、日本テレビ系が25・1%を記録した。広島の黒田博樹が日本シリーズを最後に現役引退することを事前に公表していたこと、日本ハムにも二刀流の大谷翔平という人気選手がいて、新旧スター対決という大きな話題性があったことが、高視聴率に結びついた。

 今年はそこまでインパクトのある要素がないため、低調なスタートになったのだろうが、第3~5戦を中継するTBSテレビ系、第6戦のテレビ朝日系、第7戦の日本テレビ系は、DeNAの奮起を祈るばかりだろう。(江尻良文)

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