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【清宮幸太郎秘話 白球に選ばれた少年】10歳の清宮はリトルでも“飛び級”、日高監督「打球速すぎ危険と判断」 大人が投げ込むボールを軽々柵越え (2/2ページ)

 中学1年で迎えた2012年8月、米ペンシルベニア州ウィリアムスポートでの世界選手権で、当時リトルリーグ最長記録とも言われた94メートル弾を含む3本塁打。投げては最速125キロの直球で相手をねじ伏せるなど投打に渡る活躍を見せ、現地メディアから「ジャパニーズ・ベーブ・ルース」と呼ばれた。

 だが、“日本のルース”の看板はリトルリーグ卒業とともに下ろさざるを得なくなる。エースとしてフル回転を続けてきた幸太郎の右肩が悲鳴を上げていた。

 リトルリーグでは投手の投球数と登板間隔が年齢別に厳密に規定されており、北砂リトルでも順守してきた。それでも幸太郎は小学6年の夏から断続的に肩痛に悩まされた。日高氏は「もちろんルールは守っていたのですが…。彼の肩を守ってあげられなかったのだけが悔いが残ります」とうつむく。

 だが、投手を諦め、打者に専念したことでますます幸太郎の打撃はさえを見せていくことになる。(片岡将)

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