記事詳細

台湾野球でまた八百長疑惑 日本でも活躍した人気外国人投手に裏の顔、現地メディア「常習犯というウワサ」

 近年は鳴りを潜めていた、台湾プロ野球の八百長問題が再燃しそうだ。台湾誌「壹週刊」電子版は8日、「台湾野球で裏稼業 外国人投手に賭博関与疑惑」という衝撃的な記事を投下した。

 記事では「2009年に八百長事件が炸裂後、台湾の野球選手には厳格な防止策が講じられているが、外国人選手は簡単に接触できる。特に先発投手が暴力団の標的となった」と背景を説明。

 過去に野球賭博で球界を追放された男が仲介役を務め、台湾中南部の暴力団と結託。1試合4万米ドル(約455万円)の報酬で外国人投手に八百長をさせたとしている。

 当地では若手選手の年俸に相当する高額だ。野球賭博の規模の大きさがうかがえる。報酬は選手本人でなく親族の口座に振り込まれ、フェイスブックでも連絡を取り合っているという。こうした“不良助っ人”は母国で旧知の選手にも裏稼業を吹聴し、八百長要員として台湾球界に連れて来るというから根が深い。

 その一例として「日本のプロ野球でも活躍した投手」が挙げられている。台湾では前出の仲介役と温泉で豪華な食事をともにする仲だという。

 夕刊フジが8日、思い当たる選手を現地メディア関係者に照会したところ、「彼で間違いない。常習犯というウワサが絶えなかった」と回答を得た。日本ではチームメートとよくなじみ、真面目で献身的だと球団やファンの評判もよかったが、裏の顔があったのか。退団後も古巣愛を示し続けているのは、八百長なしでも稼げる日本の好待遇が恋しいのかもしれない。

 台湾プロ野球の歴史は八百長と切り離せない。過去には、元西武の張誌家(チャン・ズージャ)ら大物も手を染め、解散に追い込まれた球団もある。近年はようやく沈静化し、人気も回復傾向だった。来週から東京ドームで日本、台湾、韓国の各国代表が戦う「アジアプロ野球チャンピオンシップ」が開催される。野球熱に水を差されては残念だ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース