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稲葉Jの深刻な捕手人材難 西武が森の招集拒否、代表よりも捕手の経験優先

 「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(16日開幕=東京ドーム)を戦う野球日本代表が9日、宮崎合宿を開始。今大会は24歳以下、または入団3年目までの選手で構成されているが、巨人・宇佐見真吾捕手(24)が左手首を痛めて辞退し、オリックス・若月健矢捕手(22)が緊急招集された。なぜか呼ばれていないのが、強打の西武・森友哉捕手(22)だ。

 今季は3月にWBC直前の西武-キューバ代表戦で左肘に死球を受け骨折。シーズンの大半を棒に振り、わずか38試合(捕手としては12試合)にとどまったものの・339の高打率をマークしており、3年後の東京五輪へ打てる捕手は欠かせない存在といえる。

 ところが西武は山川、多和田、源田ら最多の6選手を侍入りさせる一方、森に関しては球団側が「捕手の練習をさせたい」と断り、13日から豪州ウィンターリーグへ派遣する。実は昨秋の侍強化試合も同様の理由で森の派遣を見送っており、代表よりも捕手として経験を積ませレベルアップさせることを優先している。

 WBCでは巨人・小林誠司捕手(28)が奇跡的な活躍をみせたものの、いまやチームの正捕手すら危うい状況。現段階で正捕手を誰にするかは不透明だ。関係者によると、稲葉篤紀監督(45)は今回オーバーエージで招集したソフトバンク・甲斐拓也捕手(25)を高く評価している。

 稲葉監督は「若月選手も今年1軍でやっていましたし期待しています。(起用法は)ここから練習を見ながらやっていきたい」と話したが、東京五輪の金メダル獲得へ正捕手固定が最重要課題となる。(塚沢健太郎)

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