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【プロキャディーXのつぶやき】バリバリバリ…「音」によって集中力切れた池田 静寂破ったボランティアスタッフ

 今年で5回目を迎えた男子ツアーのHEIWA・PGM選手権は、沖縄県で開催された。11月の沖縄はやっぱり暑かった。地元の方に聞いたのだけれど、台風時期が終わったことを告げるように秋蝉がミンミン鳴くのだという。カレンダーはあと2枚だというのに蝉ですよ、蝉。

 HEIWAのホストプロの池田勇太さん、PGMのホストプロの宮里優作さんともに予選を通過。地元出身の宮里さんが4日間プレーするとしないとではギャラリー数は大きく違ってくる。本人以上に大会主催者がホッと胸をなで下ろしたことだろう。ただ第3ラウンドの土曜日は強風が吹き荒れ、パー71に対して平均スコアは76強。アンダーパーをマークしたのは宋永漢(韓国)たった一人だった。

 最終日は好天に恵まれた。首位の宋を3打差でチャン・キム(米国)、さらに3打差で池田さんが追う展開となった。池田さんがスコアを伸ばし、首位との6打差を1打差に縮めて迎えた15番ホールでのことだった。

 池田さんが距離1.5メートルのパーパットのアドレスを整えると、グリーン周りは、しんと静まりかえる。いざ打たん! とした直前、大きな音が響き渡った。「バリバリバリ」「ボコボコボコ」。両方の音が混ざり合った騒音。お分かりになりますか、何の音なのか?

 正解は空のペットボトルを踏み潰した音。悪気はなかっただろうが、ボランティアスタッフの一人によって静寂は破られた。池田さんは集中力が切れたように、パーパットを外した。一旦、切れた糸を結びなおすのは難しい。

 試合は宋が16番ホールでトリプルボギーを叩き、チャン・キムが逆転優勝を果たした。池田さんは宋とともに1打差の2位タイ。1打が重いだけにコース内での「音」には気をつけたい。

 ツアーも残り4試合だ。

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