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日本ハム、大谷の大リーグ挑戦を容認 ポスティングシステム申請へ

 日本ハムは10日、東京都内のホテルで記者会見を行い、大谷翔平投手(23)の米大リーグ挑戦を容認し、ポスティングシステム(入札制度)の申請を行うことを明らかにした。

 会見に出席した竹田憲宗球団社長は、大谷の大リーグ挑戦を容認した理由について「大谷選手より大リーグに活躍の場を移したいと希望を聞いた。ポスティングシステムを利用し、大リーグへの夢を実現することを許可したことを報告する」と説明した。入札制度の申請時期については「大リーグが承認することが条件。われわれは夢の実現に向け、後押しする」と支援する姿勢を示した。

 一方、会見に同席した栗山英樹監督は「(大谷)翔平といろんな話をしてきた。本人の夢を果たすために球団全員で進んできた。世界一の選手になると信じている」と期待を寄せた。

 入札制度をめぐっては日本野球機構(NPB)と米大リーグ機構(MLB)との間で、5月から改定作業を進めていた。AP通信によると、今オフは従来通り日本の球団が譲渡金の上限を2千万ドル(約23億円)に設定。支払う意思のある全ての大リーグ球団が選手と交渉できる内容で大筋合意したという。

 大谷は岩手・花巻東高在籍時から大リーグ入りを希望していたが、日本ハムからドラフト1位指名を受け、2013年に入団。16年には投手として10勝、打者としては22本塁打を放つなど「二刀流」で日本一を牽引(けんいん)し、MVPを獲得した。

 入団5年目の今季は故障に悩まされ、オフに入り右足首を手術。現在は2軍施設でリハビリに取り組んでいるが、代理人にネズ・バレロ氏を選定するなど、今オフの大リーグ挑戦の準備を進めていた。

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