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FA戦線で勝算なくなった中田、巨人が見向きもしない理由 ドラフト時から×、補強“得意先”でも…

 毎年のように日本ハムから補強する巨人。今オフも増井浩俊投手(33)に関心を示す一方で、課題の打線強化につながる中田翔内野手(28)に見向きもしないのはどういうわけか。

 札幌市内の日本ハム球団事務所で14日、立て続けに会見が行われた。まず増井が他球団との交渉を視野にFA権の行使を表明。続いて中田はFA権を行使せずに残留することを明かした。

 増井も残留を選択肢に入れるが、有力な移籍先には巨人が挙がる。巨人はセットアッパーのマシソン、先発のマイコラスの両助っ人に流出の可能性が浮上。どちらの穴埋めとしても、昨季先発で10勝、今季は抑えで通算100セーブを達成した右腕はうってつけだ。

 巨人は昨オフにも日本ハムから交換トレードで吉川光と石川、さらにFAで陽岱鋼を補強。生え抜きG戦士の阿部が「読売ファイターズみたい」とこぼすほど、重要な人材供給源となっている。

 ところが通算177本塁打を誇る日本ハムの看板打者、中田には目もくれなかった。今オフの補強は打線強化が重要なテーマであるにもかかわらず、だ。巨人関係者は「ドラフト時点でチームカラーに合わないから、指名リストを外れていた選手。どれだけ実績があっても、獲りにいくことはない」とにべもない。

 しかも今季は推定年俸2億8000万円の高給を得ながら、打率・216、16本塁打の大不振で人気急落。争奪戦の大本命だった阪神まで手を引き、今オフのFA戦線では勝算がなくなった。不本意ながら“就職留年”を選んだ中田は、来オフこそ引く手あまたの中での“卒業”を目指す。

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