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白鵬、来年は1人横綱!? 鶴竜、稀勢「背水」に日馬「不透明」…某親方苦笑「引退ラッシュかも」

 ■大相撲九州場所10日目(21日、福岡国際センター)

 巨漢逸ノ城を相手に、立ち合い左で張って右差し。上手を取らせずに先手先手と攻め、白鵬はまったくスキを見せないまま最後は豪快な上手投げで仕留めた。

 当面の敵の大関豪栄道が敗れて3差がつき、40回目の優勝というゴールへ余裕で突き進む。

 「まあ、出るか、(出し投げで)出すか、投げるかのどれか。相手が重いので先に先に攻めるという気持ちだった。いいタイミングで投げた」と振り返った。

 4人の横綱のうち鶴竜、日馬富士に続き、この日から稀勢の里が休場した。9日目は左の相四つで過去16勝1敗の宝富士にも完敗して4勝5敗となり、さすがにギブアップした。

 腰や左足関節を痛め約1カ月の安静加療が必要という。新横綱の春場所で逆転優勝した後は途中休場2場所、全休と続き、また途中休場。藤島審判副部長(元大関武双山)は「本場所で戦える準備ができていないのに、出てきては相撲にならないという悪循環が続いている」と指摘した。

 「稀勢の里は前半よかったと思ったんだけどね」と白鵬。4人もいるのに10日目にして早くも1人横綱になってしまったが、「まあ、初めてというわけではないし、責任は変わらないから」と、どんと構える。

 今場所4連続休場の鶴竜は来年の初場所に進退がかかり、暴力問題の渦中にいる日馬富士は再び土俵に上がれるかどうかも不透明。31歳と一番若い稀勢の里も一向に立ち直る気配がない。

 「下手したら、来年は横綱の引退ラッシュ。残るのは白鵬だけかもしれないよ」とある親方は苦笑いした。そんな声を知ってか知らずか、「稽古や、いろんな経験、実績がある。残り5日、結びで締めるだけ」と最強横綱の自信と自負をのぞかせた。

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