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「キーマン」照ノ富士が連日聴取 日馬、貴ノ岩双方と親しい関係、中立的立場での証言期待

 横綱日馬富士による平幕貴ノ岩への暴行をめぐり、双方の言い分が大きく食い違うなか、鳥取県警や日本相撲協会が「キーマン」とみなしているのが現場に同席した関脇照ノ富士(25)だ。県警が21日に福岡市内で参考人として任意で事情聴取し、23日には協会の危機管理委員会も、同じく現場に同席していた横綱鶴竜(32)とともに東京都内で事情聴取したことが分かっている。

 鳥取市内のラウンジで、日馬富士は平手や拳のほか、カラオケのタブレット型リモコンで貴ノ岩を殴打したとみられるが、暴行のきっかけや凶器、けがの状況などで情報が入り乱れている。

 現場に同席していた照ノ富士は、モンゴル出身で伊勢ケ浜部屋所属で、日馬富士は兄弟子にあたる。一方、鳥取城北高校相撲部では貴ノ岩の2年後輩で、双方と親しい関係で、中立的な立場での証言が得られると期待されている。

 協会の危機管理委員会は23日、横綱鶴竜とともに照ノ富士を聴取したが、鳥取県警が引き続き任意で参考人聴取する可能性も残る。

 暴力問題の再発防止が急務の協会は、九州場所終了後の28日に福岡市内で十両以上の全力士を対象とした八角理事長(元横綱北勝海)による講話を開催する。日馬富士や暴行を受けた貴ノ岩は欠席する見通しだ。

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