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貴ノ岩兄、横審の日馬「厳しい処分が必要」に遺憾の意 モンゴルでも割れる見解

 大相撲の横綱日馬富士から暴行を受けた同じモンゴル出身の平幕貴ノ岩の実兄、アディヤ・ルブサン氏(45)が28日、共同通信の電話取材に応じた。横綱審議委員会(横審)が27日の会合で日馬富士に「非常に厳しい処分が必要」との見解で一致したことに対し「軽い処分を望む」と述べ、遺憾の意を示した。

 ルブサン氏は日馬富士の進退について「家族全員の願い」として引退などの厳しい処分を望まないと訴え、「モンゴル人同士のけんかなら翌日に互いが謝罪して許し合える」と強調した。

 ただ「日本の司法機関が調べているので、われわれが働き掛けをしても処分は免れないだろう」とも話した。貴ノ岩とは「1週間ほど連絡を取っていない」という。

 モンゴルでは横審の見解を支持する声もある。ウランバートルに住む相撲ファンで元地方政府関係者のダグダンさん(49)は「軽い処分で済ませれば、あしき前例となる。モンゴルが日馬富士を過度に応援すれば、法律を守らない国だと思われてしまう」と語った。(共同)