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「これからなのに」日馬引退で惜しむ声、協会に注文も

 暴行問題の責任を取って29日、引退した大相撲の横綱日馬富士(33)。「これからの力士なのに」。所属する伊勢ケ浜部屋や宿舎周辺では、惜しむ声が相次いだ。対応が後手に回る日本相撲協会に早期の全容解明を求める人もいた。

 引退会見の会場となったのは、九州場所の伊勢ケ浜部屋宿舎がある太宰府天満宮(福岡県太宰府市)。家族旅行で訪れた群馬県高崎市の農業富岡幸次さん(55)は「もったいない」と残念がる。暴行でけがを負った平幕貴ノ岩(27)については「これから(土俵で)ガチンコでぶつかれるのか。早く治ってほしい」と案じた。

 太宰府市の20代主婦は「本人も相撲界にこれ以上居づらかったのでは。協会は暴行の経緯を早くはっきりさせてほしい」と注文を付けた。

 「応援していたのでとても悲しい」と声を落としたのは、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋の近くにある居酒屋「ひげの平山」の店主平山正枝さん(72)。秋場所千秋楽や打ち上げの会に招待されたといい「横綱は打ち上げでもおとなしくいい人。暴行はいけないが、引退はかわいそう」と気遣った。

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