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【プロキャディーXのつぶやき】最終日に乗ると優勝できる、幸運のタクシー? 「今日はスンス・ハンさん乗せました」 (1/2ページ)

 そんなことってあるんですか? カシオワールドオープン最終日(11月26日)、コースに行く際に乗ったタクシーの運転手さんが話しかけてきた。

 「今日はスンス・ハンさん(米国)をコースまで乗せましたよ。ご存じですか」

 「はい、もちろん」

 それから少し間を置き、運転手さんは咳払いをして言った。

 「お客さん、実はね、私が最終日に乗せたプロは優勝するんです。ブレンダン・ジョーンズさん(豪州)が勝ったときも私のタクシーでした」

 「ホ、ホントですか?」

 「おそらくね」

 自慢げに答える運転手さん。結果は読者の皆さんもご存じのとおり、スンスがツアー初優勝を飾った。朝から、驚かせてくれるよね。

 今週の国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズ」は、今季ツアー優勝者や賞金ランキング上位者に出場資格が与えられ、その「席数」は30席。その資格のない選手にとってはカシオワールドが事実上の最終戦だ。

 賞金シード争いは例年、悲喜こもごもだが、賞金シードはツアープロにとっては生活権であって、生活を保障してくれるものではない。試合で予選通過して初めて賞金を獲得できるが、実はシード選手には特典がある。

 クラブやウエア、ゴルフ用品メーカーとの契約の際、水戸の黄門さまの印籠よろしく、「シード権が目に入らぬか」で契約金がチャリンチャリンと上積みされる。ゴルフシューズやウエアの支給数、ボール数だって無シード選手とは雲泥の差となる。

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