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鹿島・昌子、優勝逃し号泣 遠藤は「勝負強さを出せなくて悔しい」

 明治安田J1最終節(2日、磐田0-0鹿島、ヤマハ)後半開始直前。他会場のスコアを映し出す電光掲示板が、鹿島の選手の目に入った。ライバルの川崎がリードしていた。「勝ちに来たことは変わりない。気にはならなかった」という昌子の言葉とは裏腹に、後半は明らかにギアを上げた。

 後半7分、フリーの金崎が好機を逃した。その後も決定機で枠を外し続けた。「ゴール前での落ち着きがなかった」と土居。前半終了間際、植田がネットを揺らしたプレーがファウルと判定される不運もあった。11月26日の柏戦に続き無得点。1点が遠かった。

 5月末に就任した大岩監督は素早い攻守の切り替えを求め、小笠原に代えて若手の三竿健を抜擢(ばつてき)するなどして首位に浮上した。逃げ切る“足”が残っていなかった。遠藤は「勝負強さを出せなくて悔しい」と、薄れた鹿島らしさを嘆いた。

 9月23日時点で最大勝ち点差は「8」。最後にまくって優勝をさらってきた鹿島が川崎にお株を奪われた。試合後、昌子は約1分間ピッチに倒れて号泣した。悔しさを来季以降につなげるしかない。(産経新聞、小川寛太)

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