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【ぴいぷる】ザ・デストロイヤー、敬意と誇りのマスク「日本人の前では外さない」「生涯ナンバーワンは力道山」 (3/3ページ)

 引退後、叙勲の受章理由ともなった日米交流活動にも尽力。「米国の子供たちにも私と同じ経験をさせてあげたかった」と、高校生や、7歳から12歳の子供たちを日本に連れていく活動を20年以上続けた。

 今の夢は、日本滞在中に出会った北海道発祥の「パークゴルフ」を米国で広めること。家族が2014年に自宅敷地内に「デストロイヤーパークゴルフ」をオープンさせた。

 夏のシーズン中は毎日、ゴルフカートを運転して入り口で出迎え、自ら“案内板”となる。パークゴルフには「デストロイヤー記念館」も併設され、チャンピオンベルトのほか、力道山や和田アキ子との写真なども飾られる。

 足が悪く、数年前からは歩行器が欠かせない生活。必殺技の「四の字固め」はできなくなったが、前向きで、人なつっこい性格は変わらない。

 「See you in tokyo!」

 インタビューを終えて別れ際、力強いハグも印象的だった。(ペンとカメラ・上塚真由)

 ■ザ・デストロイヤー 元プロレスラー。本名・リチャード・ベイヤー。1930年7月11日、米ニューヨーク州生まれ。87歳。米シラキュース大大学院修了。54年にプロレス界にデビュー、62年に覆面レスラーに転向。同年に覆面レスラーとして初の世界王者となった。63年に初来日し、同年5月のWWA世界選手権の力道山戦は平均視聴率64%を記録し、歴代4位にランクイン。日本には72~79年に滞在し、全日本プロレスに所属、テレビタレントとしても活躍した。帰国後も度々日本を訪れ、93年7月に武道館で引退試合を行った。日米通算の試合数は約8500に上る。

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