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貴乃花親方寄りの世論に危機感? 相撲協会が猛反撃「診断書出せ」「報告・連絡・相談一切なし」

 日本相撲協会(八角理事長=元横綱北勝海)が、テレビのワイドショーなどの影響で世論が貴乃花親方(45)寄りにシフトすることを警戒してか、巻き返し策に乗り出した。

 協会広報部は5日、『日馬富士の暴行問題につきまして』という異例の文書を発表。「様々な報道がなされておりますが、明確な誤り等も散見されております」と指摘した。

 協会が問題視したのは、貴乃花親方が鳥取県警に被害届を提出する際に「八角理事長に対して事前に連絡している」と報じているもの。

 「完全に事実とは異なることをご指摘させていただきます」と記し、こういった事実は一切なかったと断言。「今回の日馬富士の暴行問題につきまして、貴乃花親方から事前に、理事長および協会執行部、事務方に対し、報告・連絡・相談した事実は一切ありません」と強調した。

 「報道各社におかれましては、くれぐれも正確な報道をしていただけますよう、重ねてお願い申し上げます」とクギを刺した。

 一方でこの日、貴乃花親方に、冬巡業を休場している幕内貴ノ岩(27)の診断書を提出するよう文書で要求。一気に“攻勢”に出た格好だ。

 九州場所中の協会執行部の部屋には、さまざまな週刊誌が山積。今回の反論でもわかるように、ワイドショーも細かくチェックしている。

 新聞はおおむね、協会員でありながら執行部に相談も報告もせず鳥取県警に被害届を出した貴乃花親方が騒動を大きくした“元凶”という論調だが、テレビのワイドショーなどでは、貴乃花親方を支持する論調も目立つ。

 タレントの坂上忍(50)は4日のフジテレビ系「バイキング」で、冬巡業から「貴乃花親方を外すなら、白鵬も外したら。それがフェアでしょ。けんか両成敗で白鵬も不参加でいいんじゃないか」と発言し議論を呼んだ。

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