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なでしこ・岩渕、5キロ減量で決勝ゴール 高倉監督の鬼指令「痩せなきゃ呼ばない」に応える

 サッカー東アジアE-1選手権が開幕。女子日本代表『なでしこジャパン』(世界ランク8位)は8日、韓国代表(同15位)に2度追いつかれる苦しい展開となったが、後半38分、FW岩渕真奈(24)の決勝ゴールで3-2で振り切った。

 昨年4月に就任した高倉麻子監督(49)にとって初の公式大会。「点の取り合いで勝てたことはチームの財産になる」と笑顔を浮かべた。

 なでしこが2011年W杯ドイツ大会で優勝したとき、岩渕は最年少の18歳。12年ロンドン五輪、15年W杯カナダ大会でも“準優勝メンバー”だった。

 しかし、その役割はすべてサブ。岩渕が代表の主力として活躍できなかったことで「世代交代」が大幅に遅れた。なでしこジャパンは徐々に弱体化。空前絶後だった人気も今はみる影もない。

 実力&人気復活のカギが、この岩渕だ。高倉監督は「痩せなきゃ、2度となでしこには呼ばないわよ」と鬼指令を突きつけた。

 とはいえ、男子のハリルホジッチ監督が厳命する「体脂肪率12%以下」のような数字的なノルマではない。とにかく体を絞ってキレを出せ、というシンプルな指令だった。そこで岩渕は今大会に向けて5キロの減量に成功。その効果がいきなり初戦に出た。

 韓国に対しては2013年以来3戦連続で勝ち無しが続いていた。負けてはいけないライバル相手に、ようやくエースらしい活躍を見せた。岩渕の復活はなでしこジャパンにとって久々の明るいニュースである。

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