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井手口弾で辛くも勝利したが…ロシアW杯へ収穫の乏しい結果 

 東アジアE-1選手権第2日(9日、日本1-0北朝鮮、味スタ)ベンチからハリルホジッチ監督が不満げに何度も声を張り上げた。クラブワールドカップ(W杯)に出る浦和を除く国内組で編成されたチームは、後半ロスタイムに井手口がゴールネットを揺らして辛くも勝利を手にした。ただ、約半年後のW杯へJリーグ勢の“最終選考”に位置づけられた大会の初戦は収穫の乏しい結果になった。

 金崎ら代表復帰組や室屋ら初出場がスタメンに名を連ねた。前半はボールを保持したものの、好機はわずか。同39分には金崎の左クロスに高萩が滑り込んで得点を狙ったが、枠を捉えられなかった。逆に後半は何度もカウンターを受けるなど、苦しめられた。

 監督が植え付ける堅守速攻の中で、いかに自らの特長を出せるかが選手には求められた。ただ、試合となるとボールを奪われないように横パスやバックパスを連発。ブロックを作って守備を固める相手にドリブル突破やミドルシュートなどを仕掛けることもなく、生き残りへの気概を出した選手はわずかだった。

 「チームが勝てば出ていた選手のアピールになる」と昌子は話したが、果たしてそうなったか。残り2試合で存在意義を示せなければ、後はない。(産経新聞、小川寛太)

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