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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】今季J新人王、柏DF中山雄太は“読み”にたけたセンターバック (1/2ページ)

 今年のJリーグ「ベストヤングプレーヤー賞」(新人王)に選出されたのは、J1柏のDF中山雄太(20)。残念ながら東アジアE-1選手権でのA代表入りは見送られましたが、伸びしろたっぷりの選手です。

 新人王に選ばれたときも「世界を見たら、僕らの年代がA代表に入っていないといけません」と堂々とスピーチでしていました。

 ポジションはセンターバック(CB)。現代サッカーでは、やるべきことが多く大変な役割です。まず強靱な体が必要なのはいうまでもありませんが、同時に賢くなければプロのCBとして食っていけません。

 私、水沼は現役時代には攻撃的なポジションでしたが、横浜マリノスではCBに井原(現J2福岡監督)がいて、彼の「声」による指示に助けられました。CBは、われわれ攻撃陣のプレーを見て、“ピッチ上の監督”として「走れ!」「パスを出せ!」と的確な指示を出します。“次の次の展開”を読むことが重要になります。強いチームには頑丈で賢いCBが必ずいるものです。もともとボランチだった中山は他のCBに比べ、とりわけ“読み”にたけています。

 彼の両親は教員。中学時代は学級委員長で、体育祭ではチームの団長。文化祭の合唱コンクールでは指揮者も務めたそうです。学生時代に文武両道だったJリーガーというのは、あまり聞いたことがありません。Jリーガーを聞くと、髪の毛を染めピアスをしている-そんなイメージがあるかもしれませんが、中山は全く当てはまりません。

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