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【西本忠成 トラとら虎】D1馬場、因縁の背番「18」を完封できるか 黒歴史の塗り替えに期待 (1/2ページ)

 阪神にドラフト1位で入団した馬場皐輔投手(22)=仙台大=は、エースナンバーの背番号18をつけることになった。入団発表の席で「素晴らしい背番号をいただいた。背番号に負けないよう自分にプレッシャーをかけて頑張りたい」と抱負を述べたが、阪神ではあまり縁起のいい背番号でないことまでは、知らなかったようである。

 1965年のドラフト制導入以降、阪神はこれまで8人のルーキーにエースナンバーを与えてきた。1965年=石床幹雄(土庄高)、71年=谷村智博(鐘淵化学)、80年=大町定夫(新日鉄光)、84年=池田親興(日産自動車)、91年=野田浩司(九州産交)、94年=藪恵一(朝日生命)、2003年=杉山直久(龍谷大)、10年=二神一人(法大)。

 この8人のうち5人が1位指名で期待の大きさが分かるが、あとの3人を含め、誰もエースとして君臨することはできなかった。

 「結果的には背番号に負け、押しつぶされたことになる。そもそも未知の新人にエースナンバーをつけさせるのが問題で、3年ほど様子を見てからでも遅くはないはず」と球団OBは疑問を呈する。

 8人の中で最も活躍したのは、逆指名で入団した藪だ。1年目に9勝で新人王。在籍11年で通算84勝106敗。ただ、入団したのが暗黒時代で勝負運に恵まれなかった。次いで在籍9年の谷村が通算56勝。池田が在籍7年で通算38勝と続く。池田は85年に9勝をマークして初の日本一に貢献したが、度重なる故障に泣いた。在籍5年で通算35勝の野田はオリックスに移籍してから才能を開花させた。

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