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「税金きつい」ヤクルト・成瀬、がっくり年俸1億2400万減に妻の“喝”

 「正直、税金はきついですね。自分ひとりなら問題ないですが、奥さんと子供がいるので。『不自由させたくないんだけど、すまない』と謝りました」

 ヤクルト・成瀬善久投手(32)は11日に都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1億2400万円減の年俸2000万円でサインした。

 ロッテから2014年オフに3年総額6億円でFA移籍したが、契約3年間で登板48試合6勝11敗、防御率5・19と期待はずれに終わった。今季年俸1億4400万円から実に86%の大減俸を食らったが、再契約してもらえるだけ温情ともいえる。球団関係者は「来季に懸けるというやる気を感じた。先発として期待していると話した」とFA左腕にいちるの望みを懸けたという。

 左腕は「ロッテから移籍して、まともに戦力になれていない。シーズン最終盤、球団に呼び出されたときは『(戦力外と来季契約の)どっちだろう』と不安になりました」と戦力外も覚悟していたという。

 事前通告で来季年俸2000万円を提示されたときは「それでもショックなんですよ。頭が真っ白になるって、ああいうことなんだなってわかりました。でも、一時の感情で結論を出したら絶対に後悔するとも思いました。『一度持ち帰って冷静に考えます』と妻に相談して、『契約をもらえるだけありがたいと思わないと』と言ってもらって、自分でもチームに貢献できないまま逃げられないと思っています」と葛藤の末にサイン。首の皮一枚とはいえ、プロの世界に生き残り、やりかえすチャンスを与えられた。巻き返しを期す。(片岡将)

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