記事詳細

八角理事長の力量に協会関係者から疑問の声 貴乃花親方、門前払いで刺し違え決意 (1/3ページ)

 混迷を深める元横綱日馬富士(33)の暴行事件で、日本相撲協会の八角理事長(54)=元横綱北勝海=の責任を問う声が強まっている。八角理事長ら協会執行部は、20日に臨時で開く横綱審議委員会(横審)と理事会で早期幕引きのシナリオを描いていたが、貴乃花親方(45)が処分覚悟で、被害者である貴ノ岩(27)への聴取を断固拒否。相撲協会関係者は「歴代理事長だったら、ここまでの混乱を招いていない」と、その力量に疑問を投げかけている。  

 20日に行われる横審と理事会は、まさにガチンコ勝負の天王山。今後の相撲界を左右する1日になる。

 貴乃花親方以外の理事は同日までに今回の問題を決着させる意向だったが、それには被害者の貴ノ岩に対する聴取が欠かせない。しかし、師匠の貴乃花親方は「これまで何回も(八角)理事長が電話をしているが、出ない」(協会危機管理部長の鏡山親方=元関脇多賀竜)状態でいる。揚げ句、協会に対してファクスでノーを突き付けた。

 鏡山部長は13日にも貴ノ岩の病状などを問う文書を携え、通算5回目となる貴乃花部屋への訪問を行ったが、再び門前払いされた。

 このまま問題の20日を迎えた場合、まず横審で暴行現場の宴席に同席していた白鵬、鶴竜に対し「厳重注意」などの処分が科せられる公算が大きい。続く理事会では、理事の1人で巡業部長の貴乃花親方に対し、事件を把握し鳥取県警に被害届を提出しながら協会に報告せず、協会が要望する貴ノ岩への聴取を拒否し続けることなどを理由に「巡業部長」、さらには「理事」の肩書を剥奪されると協会内で予測されている。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース