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相撲協会「情報操作」で貴乃花親方“包囲網” 元特捜部長が語る事件の特殊性「親方の行動理解できる」 (1/3ページ)

 元横綱日馬富士(33)の暴行事件に端を発した日本相撲協会の騒動について、元東京地検特捜部長で、相撲協会の外部理事と危機管理委員長も務めた宗像(むなかた)紀夫弁護士(75)が、夕刊フジの独占取材に応じた。被害者である平幕貴ノ岩(27)の師匠、貴乃花親方(45)が危機管理委員会の聴取を拒否し続けていることに協会サイドから批判の声が出ているが、宗像氏は貴乃花親方の行動について、事件の特殊性ゆえの対応だと推測した。 

 「今回の事件は、ある特殊な場所で、特殊なグループの中で起きたものだ。しかも純粋な刑事事件だ。自分のまな弟子が暴行を加えられた貴乃花親方としては、刑事事件として公正、公平に捜査してもらって事実関係を明らかにしてもらい、処罰されるべき人がいれば処罰してもらうというスタンスだろう。それは不合理でないし、理解できる」

 宗像氏はこう語った。宗像氏は、リクルート事件で主任検事として同社創業者の江副浩正氏を取り調べ、東京地検特捜部長時代にはゼネコン汚職事件などの捜査を指揮した。名古屋高検検事長を最後に退官した後は、弁護士として活躍している。2012年には、日本相撲協会の外部理事に就任。初代の危機管理委員長を務めた。現在の委員長には、宗像氏と司法修習同期で元名古屋高検検事長の高野利雄氏(74)が就き、事件の調査にあたっている。

 刑事事件に精通し、協会の外部理事を務めた経歴から角界の事情にも詳しい宗像氏が強調するのは、事件の特殊性だ。

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