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“狡猾”相撲協会、「印象操作戦略」か ワイドショーの時間に合わせ貴乃花部屋訪問に「茶番」指摘 (1/2ページ)

 元横綱日馬富士(33)の暴行事件をめぐり、日本相撲協会の危機管理委員会を担当する鏡山部長(59、元関脇多賀竜)が、被害者の平幕貴ノ岩(27)への聴取を求めて貴乃花部屋に日参するも門前払いされる様子がワイドショーで中継された。貴乃花親方(45)の非協力ぶりを強調することで、20日の臨時理事会での処分へ足場固めをする「印象操作戦略」と見る向きもあるが、小細工はうまくいくのか。

 協会は20日の臨時理事会で暴行事件の最終報告をまとめるとし、当初は貴ノ岩への聴取を13日に指定していた。今月に入り、鏡山部長を貴乃花部屋(東京都江東区)に繰り返し訪問させて協力を求めてきたが実現に至っていない。

 12日には貴乃花親方側から調査を拒否する旨のファクシミリを送付していたが、鏡山部長は13日にも部屋を訪れてインターホンを押していた。当然ながら応答はなく、鏡山部長は報道陣に取り囲まれながら「聴取日だが、何で来ないのかを尋ねた。電話しても出ないから」とこぼし、文書をポストに入れていた。

 臨時理事会では、日馬富士の師匠、伊勢ケ浜親方(57、元横綱旭富士)の監督責任とともに、巡業部長の立場で協会への報告義務を怠った貴乃花親方についても処分を検討している。

 角界関係者は「伊勢ケ浜親方は理事から委員の立場となる2階級降格と予想されるが、貴乃花親方も1階級降格で役員待遇になるだろう」と明かす。被害者側の貴乃花親方だが、調査に非協力という点も落ち度を印象付けることになる。前出の関係者も貴乃花親方について「組織を混乱に陥らせたことは組織人としてよくない。一般企業なら閑職に追いやられているところだ」と指摘する。

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